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月刊まじめえひめ
『愛媛の海でまじめに釣りに挑戦!』の裏側
〜山本清文の取材後記〜 上地雄輔さん編

「テレビでよく見るあの上地雄輔さんだ・・・」と、心の声が、実際に出そうになるのをぐっとおさえます。テレビで見ていたあの上地雄輔さんとご対面です。

 

 

 

上地雄輔さんが松山空港に到着。
この企画、記念すべき最初のゲストです。一体どんな旅になるのでしょうか。と、到着したばかりの上地さんに指令書が!?

 

 

まじめなえひめ研究所の編集長である友近さんから。

 

ようこそ下地くん!あっ上地くん!
ミッションをいうわよ!
まず松山空港で南予きずなカードってやつを購入して、
きずなカードを利用できるお店を探してサービスを受けてください!
できるかな?できないかもね😎

 

・・・指令と友近さんのボケに戸惑う上地さん(笑)。とはいえ、時間は限られている!ということで早速空港2階の売店コーナーへ。

 

 

現在開催中の愛媛きずな博!せっかくなので楽しんでいただきたい!ということで、上地さんにはきずなカードを購入いただきました!いざ、上地さんの運転で宇和島市へ向かいます。

 

 

 

普段からよく車を運転するという上地さんのドライビングテクニックを体感しながら、おしゃべり。

 

上地さん:「なんよってどんな漢字書くの?」

山本:「南に伊予の予で、南予なんです。愛媛県は南予、中予、東予という3つにわかれているんですよ」

上地さん:「伊予の予なんだ!耳で聞いただけだと全然わからなかった!」

と素朴な疑問を投げかけてくださいました。確かに愛媛県民からすると当たり前すぎて、考えたこともなかったことです。

 

さて、ここで改めて上地さんについて。

 

上地雄輔
1979年4月18日生まれ、神奈川県横須賀市出身。O型。
俳優、タレント活動の他、歌手としても活躍。ソロ名義では遊助として活動。

 

ぼくの一つ上ですね!というお話をすると

上地さん:「松坂世代だね!?」

と、さすが横浜高校時代あの松坂大輔さんとバッテリーを組んでいた上地さん。高校時代から天真爛漫な上地さんは、先輩方からも可愛がられていたそうです。芸能界でも多くの方が上地さんの魅力に引き込まれていったのだなと。

第一線で活躍し続ける人間性を目の当たりにしました。

 

さて、おしゃべりしていると、1時間あまりがあっという間に感じます。宇和島到着!ドライブの疲れを癒そうとやってきたのがこちら。

 

 

宇和島市内にある飲食店ASAHI。きずなカードがあるので、なんと半額になるのです。上地さんもびっくり!

※コーヒーはテイクアウトできません。

 

 

300円がなんと半額150円に!

 

 

ASAHI
愛媛県宇和島市丸之内5丁目3-14
営業時間 ランチ 11:00~14:30(L.O.14:00) ディナー 16:30~21:00(L.O.20:30)
定休日 日曜日/電話 0895-49-3381
ホームページ

 

きずなカードが使えるお店はこちら!

せっかくなのできずな博でサービスをたくさん受けていただきたいです。どんどんお得になりますよ。

 

 

宇和島市内から車を走らせることおよそ10分。九島を目指します!九島は周囲約12㎞の島。今は絶滅したと言われるニホンカワウソが最後に保護された(1975年)場所としても知られています。2016年に完成した九島大橋を渡ります。

 

 

車を停め細い路地を歩いていくと、地元の食材がいただける優しいごはん屋niccoが。こちらでランチをいただきます。

 

 

日替わりメニュー880円

この日は鯛のごま漬け丼 「ニッコニコ」、ここに来たら笑顔になってほしい。「日光」、太陽のような温かい場所になりたい。店名にはそんな意味を込められています。

 

 

 

上地さんもこの日の日替わりメニュー、九島で育った伊達真鯛を使った「鯛のごま漬け丼」をほおばり、ニッコニコになっていました。

 

「お店を営業することが目的ではなく、島にまた戻ってきていただくための手段なんです。」と店主の水野裕之さん。現在では宇和島でチームを組んで、島でウェディングが出来るようなサービスも展開されています。
今度、漁師さんが結婚されるらしく、前撮りのために島の中をロケハンしているとのこと。確かにまた戻ってきたくなる場所になりますね。お酒も充実していて、日本で作られたワインやクラフトビールが揃っています。
なんと九島のレモンを使ったビールもあるそうです。が、今回は運転もあるので、上地さんはアルコールはお預け・・・。

 

 

さて、ここで2枚目の指令書が!?

 

次!南予で釣りをして、釣った魚を買い取ってくれる
お寿司屋さんで買いとりしてもらってね!
まずは地元の釣り人を探してください。
それができないと東京には戻れないからね!
以上 吉永小百合でした!
あっ友近でした!

 

 

上地さんのボケがまさかの展開に!?

 

nicco-島を体験するごはん屋さん-
愛媛県宇和島市本九島1389
電話 090-2822-3918/定休日 月曜日 隔週休 日・火曜日
営業時間 昼 11:30〜14:00 夜 18:00〜22:00
ンスタグラム

 

ということで、niccoさんからご紹介いただいた宇和島水産高校の先生でもある木熊慶吾さん。木熊さんお勧めの釣場へ移動し鯛を狙いますよ!

 

 

制限時間は1時間!上地さんやる気満々!

 

 

疑似エサを手作りするという木熊さん。

 

 

 

上地さんも勢いよく竿を振ります。最初は上手く飛んでいませんでしたが、どんどん距離が伸びていきます。さすが野球で培った運動神経!これは期待できるか!?時間はどんどん過ぎていきます・・・。

 

 

それにしても、きずな博が開催されている南予は穏やかな時間が流れています。山と海がそう感じさせるのでしょうか。
都会で今お仕事されているあなた!地元のおいしいお魚食べて、釣りして、コワーキングスペースでお仕事なんていかがでしょう。ワーケーションしませんか??

 

きずな博 南予流ワーケーション&ファミリーワーケーション
ホームページ

 

しかし、今回の上地さんには穏やかな時間はありません(笑)
無情にもタイムアップ。しかし、木熊さん。ご自身の職場である宇和島水産高校へ電話!?なんと水産増殖科の先生である木熊さんが、特別に学校で育てている鯛をプレゼントしてくださることに!!ありがとうございます!

 

 

大物の鯛がたくさん!!興奮する上地さん。宇和島水産高校の生徒さんにお手伝いいただきながら、上地さんの網で見事、鯛をゲット!!

 

 

 

かなりの大物!木熊先生、宇和島水産高校の皆さん、ありがとうございました!

 

 

宇和島水産高校
ホームページ

 

上地さんがゲットした!?鯛を持って釣った魚を買い取ってくれるという松山のお店へ!

 

 

お寿し通り 古川本店の大将も「大きい!立派!100貫分くらいはある!」と太鼓判を押していただきました。宇和島水産高校さんからいただいたことも正直にお伝えしました!

 

 

 

大将の手にかかればあっという間に、鯛が握りと薄造りに

 

 

鯛握り

 

 

鯛薄造り

 

 

上地さん:「この鯛、甘い!」

ご自身の手でゲットした(?)鯛は格別だったようです。

 

お寿し通り 古川本店
愛媛県松山市古川北1-11-10 はなみずき通り
電話 089-969-1100/営業時間 11:00~21:30/定休日 無休(1月1日はお休み)
※お魚の買取は事前にお店にご連絡ください。買取が出来ない場合もございますのでご了承ください。

 

さて、あっという間の今回の取材。「まじめなえひめ研究所」に戻り、2人で今回の旅を振り返りました。

 

 

上地さん:「愛媛、今日一日だけだったけど、元々知っている好きなもの、道後温泉や今治タオルとか、あれも愛媛?これも愛媛?というくらい良いところたくさんあるんですね。もっと発信した方がいいですよ!あと、今回よく考えたら鯛しか食べてないし、コーヒーしか飲んでない!また来たい!!」

 

出会った愛媛県民に気さくに接してくださった上地雄輔さん。

 

 

上地さん:「愛媛の人って、取材中はそっとしてくれているのに、『終わった途端、写真撮影いいですか!?』って!最初に会ったとき、そんな素振り見せなかったじゃん!!もっと最初から来てもいいのに!(笑)。今回出会った人、みんなそうだったなぁ。これが愛媛なのかなぁ(笑)。そういう意味では『距離感がまじめ』な感じがしたなぁ」

 

 

ご自身の感じたことを、どうすれば的確に伝えられるか考えられている上地さん。歌手として、作詞家として活動されるときも、「もしかすると、こんな風に言語化されているのかもしれない。」と勝手に想像しながら、まじめに愛媛での1日をふりかえる上地さん。その様子を見ていると益々ファンになりました。上地雄輔さん、今回はありがとうございました。

 

 

今回の企画はまだ始まったばかりです。次はどんな方が愛媛に来てくださるのでしょうか。

 

※営業時間・定休日が記載と異なる場合がございますので、ご予約・ご来店時は事前にご確認をお願いします。

 

 

【ライター紹介】

山本清文(やまもときよふみ)

あかがねミュージアム プロジェクトマネージャー 劇団ステッキ 主宰 愛媛県新居浜市の文化施設とコミュニティFM局の運営を行う傍ら、県内のテレビ番組のMCなどローカルタレントとしても活動。自身の主宰する劇団では演劇活動も行っている。

今回はインタビュアーとして、著名人と一緒に県内を取材。

パーソナリティを務める『ココロ音ラジオ和音』(毎週日曜日朝5時~ミュージックバードから全国放送)で第58回ギャラクシー賞ラジオ部門優秀賞を受賞。

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