日の出食堂
お客さんは皆家族!?
初めて行くのにどこか懐かしい食堂
ライターの秋山です。
突然ですが、友近編集長と武井壮さんと一緒に、松山市三津にある『日の出食堂』さんで撮影をしていました。
最近、都市部ではあまりみかけなくなった昔ながらの食堂で、雰囲気抜群のお店にテンションあがりまくりでした。
撮影でお二人が食べていた中華そばをどうしても食べたくなって、
撮影翌日のオープン時間目指して『日の出食堂』さんに突撃取材をしてきました。
『真っ黒クロおでん』の正体は?!
お店に入って迷いなく中華そばを注文!
中華そばを待つ間に、もう1つのお目当てだったおでんを物色します。
みてください、出汁の黒さを!!
黒を通り越して、真っ黒、いや漆黒ですね。
気になって店主の加藤雅史さんに黒さの理由をお聞きしました。
店主:うちのおでんの出汁は、創業時からつぎ足し、つぎ足し、今年で73年目になるんよ
もうね、“情報だけで食べる前から美味しいっ!!”
一応、愛媛名物のじゃこ天のおでんを食べた直後の写真を載せておきます。
うますぎて、どういう感情?!という顔になってしまいました。
とにかく73年の歴史を感じる、重厚感ある濃厚おでんでした。
人気1位の中華そば。そのお味は?!
そして数分もしないうちに、念願の中華そばが運ばれてきました。
秋山:ん?!初めて食べたのに、懐かしい…
(すみません、またしても感情が難解な顔になってしまいました。)
しっかりと出汁が効いて、愛媛らしい甘さを感じられる中華そばで、毎日でも食べたくなる味です。
秋山:この中華そばはクセになる旨さですね〜!
三重子さん(店主の奥様):そうそう、うちの中華そばには中毒成分が入っとるんよ(笑)
このやり取りも、小さい時に駄菓子屋のおばちゃんとの会話を思い出す様な懐かしい会話で、旨味スパイスの様に感じました。
撮影なんかしている場合じゃない美味さ
ここまでの一連の取材のやり取りを撮影していた同行スタッフ(カメラマン)がいたのですが、あまりの美味しさに撮影してる場合じゃないと、急遽食レポにも参加してもらうことにしました。
カメラマンは人気第2位の鍋焼きうどんを食べます。
はい、即完食です。(*おでんも食べてます!!)
松山の鍋焼きうどんといえば、甘い出汁が特徴ですが、日の出食堂の鍋焼きうどんはそれとはちょっと違い、煮込んではいてもあっさりした味が特徴です。
ご当地グルメ「三津浜焼き」もあるんです。
メニューをみていたら、もう1つ気になるものがありました。
ご当地グルメの三津浜焼きもあるのだそうです。
このまま帰るとまた明日来ることになるなと思い、三津浜焼きも追加注文!!
店主:三津浜焼きはご当地グルメでこの辺一帯に色々とお店があるんやけど、それぞれのお店で特徴が違うんよ
秋山:日の出食堂さんの三津浜焼きの特徴ってなんですか??
店主:三津浜焼きは通常薄力粉を使うんやけど、うちのは中力粉を使ってるんよ。だからモチモチ食感が特徴なんよ!
確かにもちもち食感。
そばが入ると意外と水分少なめな食感に仕上がるのですが、日の出食堂の三津浜焼きはしっとり食感が特徴で、おでん、中華そば完食後でもペロリといけちゃいました!!
お客さんではなく、家族なんです。
三津浜焼きも完食して、そろそろ行こうかなと思っていたら、
店主:よかったらコーヒー飲んでいって!タダやけど、そのかわりセルフサービスね
秋山:いやいや、お構いなく
店主:うちのお客さんはこうやってコーヒー淹れとくと、みんな食後に勝手に飲んでいくんよ!
うちに食べにくる人はお客さんじゃなくて、家族ね、家族。あんたたちも今日から家族よ
またもや小さい頃の駄菓子屋のおばちゃんとの会話がフラッシュバックしてきました。
そしてコーヒーだけにとどまらなかったのです。
厨房の奥に座っていた清子さん(店主のお母さん)がプレゼントを持って来てくれました。
清子さん:どれか好きな柄のバックあげようね
カメラマン:えっ!お母さんが作ったバッグですか?趣味なんですか??
清子さん:自分でずっと縫いよるんやけど、つくるのは嫌いなんよ
三重子さん:お母さんは、人にあげるのが好きなんよ。人が喜ぶ顔を見るのが好き
清子さんに頂いたお手製バッグと一緒に記念撮影です。
店主が話す「家族」という言葉がしっくりきました。
この写真を見てください。
他のお客様と一緒に、和気あいあいとご飯を食べながら、実家に親戚が集まって団らんをしているような光景です。
また1つ、愛媛に帰ってきたくなる大切な場所ができました。
日の出食堂
愛媛県松山市古三津6-1-12
TEL:089-951-0544
営業時間:現在は11時〜15時の時短営業
定休日:水曜日