「かまどDEみま米」体験

道の駅 みま

みま米への情熱から生まれた体験型まじめし

ここでしか味わえない!究極のかまどDEみま米

ライターの鴫山です。今回は、かまどでお米を炊く体験ができる道の駅があると聞き、三間インターチェンジを出てすぐの「道の駅みま」さんへ向かいました。

綺麗な田園風景の中に、広々とした道の駅の施設が見えてきました!

少し早めに到着したので、外のお手洗いに。
なんと、お手洗いがとてもキレイ!
ネットの口コミにも書かれているほど、清潔でキレイなお手洗い。
“まじめし”の話なのに、最初からお手洗いの話ですみません…それくらい清潔感に驚いたので…

多くの方が利用する道の駅で、細部まで綺麗に清掃されているのを見て、早くスタッフの方にお話を聞きたくなりました。

隣には美術館も併設されている広い施設です。
木造で居心地の良い建物の中には、地元の特産品や愛媛県南予地方・高知県四万十川流域のお土産が数多く並んでいました。

出迎えてくださったのは、道の駅みまの主任・吉見さん。

早速、地元の造り酒屋・西本酒造さんのお酒を使ったオリジナルスイーツや、三間産のきなこをふんだんに使用したお菓子、三間産たまねぎのドレッシングなどをご紹介いただきました。
地元の素材にこだわったオリジナル商品がたくさん!
これは、お土産選びもワクワクします!

隣のコーナーに、緑色のカゴがたくさん並んでいたのでお話を聞いてみました。

鴫山:あちらは生産者さんのコーナーですか?おいしそうな野菜がきれいに並んでいますね!
吉見さん:農産物の直売コーナーになります。スマホで生産者情報や、栽培履歴が確認できますよ!

出荷された野菜は、全ての農産物に栽培履歴を確認できる2次元バーコードがついています。まじめな生産者さんたちがお客さまのために一生懸命PCで入力を頑張っているそうです。使用されている農薬の種類や使用量が適正か毎晩自動でチェックされ、不適切な場合は出荷ができない仕組みになっているとのこと。

お話を伺っていると、ちょうど生産者の方がいらっしゃいました。

素敵な笑顔でご挨拶いただき、愛情を込めて野菜を育てているんだろうな〜と感じました。

そしてついに、道の駅みまと言えば「みま米」の登場です!

宇和島市三間町は古くから良質なお米がとれる米どころ。
山に囲まれた盆地の地形は昼夜の寒暖差もあり、保水力のある粘土質の肥沃な土壌と豊かな水源。米作りに適した三間町だからこそできる「みま米」です。

吉見さん:ここに並んでいる“みま米”も、パッケージは同じですが生産者が異なるので、農産物と同じようにQRコードを読み取っていただくと情報が出てきます。その情報を見て購入される方も多くて、お気に入りの種類を求めて買っていかれる方もいるんですよ!

一段ごっそり減っているところがあったので、この生産者さんの“みま米”を気に入った方がいるんだな!と更に興味を持ちました。

吉見さん:早速、自慢の“みま米”を召し上がってみませんか?!
鴫山:はい!ぜひ!お願いします!

まじめな生産者さんが丹精込めて育てた“みま米”を多くの方に知っていただきたく「かまどDEみま米」という体験を行うようになったそうです。

直売所を出て、外の空気と景色が最高に気持ちの良い“憩いの広場”へ。
こんなに最高の景色の中で、しかも!かまどで“みま米”を炊けるなんて〜!
ワクワクが止まりません!

すると、そこへスタッフの方が!

わ〜!かまどの登場だ〜!

「かまどDEみま米」体験は、かまど・羽釜・専用薪燃料の他に、みま米(三合)と四万十の水(500ml)、しゃもじやお茶碗などもご用意いただき、なんと1,100円(税込)!!

鴫山:こんなにお手頃価格で良いのですか?!
吉見さん:“みま米”をまずは知っていただき、食べていただきたい一心でやってるので!!

この価格で炊きたてを食べることができるなんて〜!

まずは、薪燃料をかまどの中に重ねて準備します。

それから羽釜へ、みま米(三合)を投入!
お米を研ぎます。自分でできるのがまた楽しいですよね〜!

四万十の水をたっぷり入れて、着火です!!
あとは、25分ほど炊き上がるのを待つだけ!

炊き上がる間に、もうひとつ「かまどDEみま米」を楽しむポイントが!

そう!それは、“みま米のお供”を見つけること!!
おいしそうなものがたくさんありすぎて迷ってしまうので、吉見さんにオススメを聞いてみました!

吉見さん:やっぱり、卵かけご飯は最高ですよ!
鴫山:絶対おいしいやつじゃないですか〜!!!!(よだれ)

今回、“みま米のお供”に選んだのは三間産の烏骨鶏の卵(たまごかけしょうゆも忘れずに)。
そしてもうひとつ!
おすすめいただいた、四万十川の“川のり佃煮”!最強のお供が揃いました!

“みま米のお供”を探していると、あっという間に25分が経ち、

おいしそ〜なごはんの香りが!!

それでは、ふたを開けますよ〜〜〜!

ピカピカの炊きたて“みま米”だ〜〜〜!!

おいしそ〜!!!!

お茶碗にた〜っぷりとよそって、準備は整いました〜!!

たまごをIN〜!!

もう…絶対おいしいですやん!!

贅沢に“川のり佃煮”バージョンも!!

ん〜!早く食べたいっ!!

かきこむぞ〜!!!
いただきます!!

ん〜〜〜 !!!!おいしい〜〜〜〜〜!!
最高すぎて叫びたい!!

もっちりして、あま〜い“みま米”が口の中いっぱいに広がりました。
これ、お茶碗何杯分も食べれるな…
かまどで炊くことで、より一層お米一粒一粒のうまみ味を感じることができました!

3合もあるので全部食べきれない場合は、おにぎりにして持って帰ることもできます!

冷めてもおいしい“みま米”!!

おにぎりも夜食においしくいただきました!

最後に、吉見さんに質問を!

鴫山:「あなたにとっての“まじめ”」とは?!
吉見さん:決められたルールに則って、きちんとやる!ですかね。生産者の方々も、周りの方々もみなさんきっちりやってくださっていて、そのお陰で成り立っています。常にお客さまにとってどうなのか?お客さまの目線で考えています。

吉見さん:景色も最高でしょ〜!おいしい“みま米”もあるので是非お立ち寄りください!ゆったりとした時間を過ごしていただけたらと思います。

このまじめさが、「道の駅みま」の居心地の良さをつくりだしているんだな〜と感じました。

シメのお言葉をいただいたところで、奇跡が!
「道の駅みま」支配人の岩本さんがいらっしゃったのです!

実は、取材の依頼をした際にお電話を受けてくださったのが、支配人の岩本さんでした。
当日は予定が合わず、ご不在だということでとても残念に思っていたのですが、「道の駅みま」の魅力をどうしても伝えたい!と、車で1時間離れた松山から急いで駆けつけてくださったのです!

とっても感動!!

東京生まれの岩本さんは、ご結婚を機に20年前に愛媛へ移住されたそうです。特に、三間町は、環境も良くて人もあたたかく、ここで子育てができて本当に良かったと思うと語ってくださいました。

三間をもっと知ってもらいたい!という一心で、お米のブランド化に踏み出したそう。
電話でのお問合せで「お米ありますか?」という質問にも、「“みま米”ですね!ありますよ!」と、徹底して「みま米」と言い続けるところから始めたそうです。

店内には “みま米”を使ったお弁当などもたくさん並んでいます。 徹底した“まじめさ”が、三間町と“みま米”の魅力が伝わる秘訣だったんですね〜!!

まだまだ魅力がたくさんあります!
お食事処や、手づくりじゃこ天の「安浦蒲鉾」さん、レンタサイクルなどもあり、一日中いても楽しめそうです!

優しさに溢れたスタッフの皆さん。心もお腹もとっても満たされました〜!

まじめで、三間愛たっぷりのおもてなし「かまどDEみま米」体験は、電話予約も可能です。予約枠が空いている場合は、当日スタッフの方に声をかけていただいても体験できます!

皆さんもぜひ、一度体験して味わってみてください!(わたしもまた行きたいです!)

道の駅 みま

住所 :〒798-1114 愛媛県宇和島市三間町務田180-1

電話番号:0895-58-1122

営業日:9:00~18:00(レストラン・美術館別)

定休日:元旦

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