だてまぐろの旨さに驚愕!の海鮮丼

海鮮丼専門店 えびとまぐろ

口の中でとろりとトロける

宇和島産「だてまぐろ」を使った

ちょっぴり贅沢な海鮮丼

こんにちは!まじめしライターの岩畑です。
以前、愛媛で仕事をしている際に食べた、「だてまぐろ」の刺身の美味しさが忘れられず、また食べられないかな〜と探し続けること早1年。愛媛県新居浜市にある、その名も「海鮮丼専門店 えびとまぐろ」で、だてまぐろを使った海鮮丼を食ベられると知り、いてもたってもいられず急行しました!

Googleマップで「えびとまぐろ」を検索し、辿り着いたのは、「しっぽり亭」…。
でも、えびとまぐろの暖簾もある…!ドキドキしながら扉を開けると、笑顔で出迎えてくれたのは店長の高橋里穂さん。

店内はテーブル席にカウンター、奥には座敷もあるので、お一人でもグループでも、もちろんファミリーでも食事を楽しめそう。

聞いてみたいことはあるけれど、まずは海鮮丼を!ということで、メニューを注文。
こちらの「海鮮丼専門店 えびとまぐろ」は、今年1月にオープンしたばかりのランチ限定営業のお店。いや、ランチでだてまぐろを食べられるなんて幸せすぎます!

さて、みなさんは「だてまぐろ」をご存知ですか?!
愛媛県宇和島市の宇和海で養殖された本まぐろのことで、伊達家に縁のある宇和島藩にちなんで「だてまぐろ」と名付けられたそうです。
養殖だからと侮ることなかれ!その味わいにはクセがなく、爽やかな香りと上品な脂が程よく乗ていて、天然本まぐろを彷彿とさせる美味しさ!そして食感…おっと、話が長くなってしまうので、これ以上は実際に海鮮丼をいただいてからにしますね。

詳しくはこちらをご覧ください>>

幸福度マックスの鮮度抜群の海鮮丼!

長々と説明をしましたが、何がいいたいかと言えば、だてまぐろは美味しい!ということ。まずは、店名にもなっている「えびまぐろ丼」をいただきます!

ご覧ください!この輝き!ご飯を埋め尽くす、えびとまぐろに大興奮。それではいただきます!

今回はちょっとリッチに、卵黄醤油漬けをトッピング。

だてまぐろの中トロと卵黄を絡めて…

もうね、自然と笑みが溢れてしまいます。
だてまぐろのねっとりとした食感。口の中でとろ〜っとろけるほど脂がのっているのに、しつこさがない!魚特有の匂いもなくて、素材そのものの味は濃いのに爽やかさも感じられる…。
赤身、中トロ、大トロと3つの部位を楽しめるなんて本当に贅沢!
このだてまぐろは、冷凍せずに生の状態で宇和島から運ばれてくるそう。冷凍まぐろには出せない食感や旨味の秘訣は鮮度にあったんですね!
そして、えび!口の中で身がぷりっと弾けるような食感、そして、こちらもとろけてしまう…。本当に美味しい!

海鮮丼についてくるお味噌汁にもびっくりしました!THEえび!(笑)。語彙力なくてすみません。えびの旨味がこの器の中に一点集中している。それくらい強い味わいを楽しめます。

そしてもう一品!「至福の贅沢丼」!名前を見た瞬間、絶対に頼まなきゃ!と思ったのが、この丼。

だてまぐろの3部位とえび、いくら、ウニが豪快にのった丼。生唾を飲むほどの美しさ!
スプーンの上にそれぞれの食材をのせて…ミニ贅沢丼を頬張ります。

一瞬、天国に行ったんじゃない?!って思うほど美味しい!
だてまぐろの爽やかな旨味といくらとウニの濃厚な味わい。そこに、えびのぷりっぷり食感が重なり、まさに至福!贅沢!

最後に、「だてまぐろ血合の竜田揚げ」もいただきます!

厨房で調理されているときから、店内に美味しい香りを放っていた竜田揚げ。ようやく食べられる〜!
カリッと揚がった衣の中には、しっとりと柔らかなだてまぐろ。揚げると身がパサついてしまうイメージだったので、驚きました!
特製のタレとだてまぐろがしっかりと絡んでいて、次から次に食べたくなる味付け。これはビールと一緒に食べたい…(笑)。

それぞれの素材の味をダイレクトに味わえる海鮮丼に、お昼から幸せをもらえました〜。ごちそうさまです!

好きだからこそ、こだわったメニュー

どのメニューも本当に美味しくて感動モノ。特に、だてまぐろをチョイスしてくれた店主には、拍手をお送りしたい!ということで、店長の高橋さんにお話を聞いてみましょう。

岩畑:まずは、えびとまぐろを始めるきっかけを教えてください。

高橋さん:率直に、えびとまぐろが好きだからです!(笑)。私の好きなものを一緒に食べられるお店を作りたいという話から、スタートしました。
もともと働いていた居酒屋の「しっぽり亭」が、昼の営業もすることになり、間借りする形でランチ営業限定の「海鮮丼専門店 えびとまぐろ」が生まれました。

夜、居酒屋の営業をしている「しっぽり亭」で、昼のみ「えびとまぐろ」がオープンしているそうです。

岩畑:高橋さんの「好き」が詰まったお店なんですね。私もえびもまぐろもどちらも好きですが、特にだてまぐろの美味しさには感動しました!

高橋さん:えびは全ての食べ物の中でも特に好きなものです!(笑)。
まぐろは愛媛県宇和島市で養殖される、だてまぐろの美味しさに惚れました。愛媛県産の食材を提供することで地産地消にも繋がりますし、この美味しさをたくさんの人に伝えられたらと思っています。
養殖場では、だてまぐろの締め作業もこだわられているので、他のまぐろと比べて血の匂いも少なく、冷凍まぐろと違い、生のだてまぐろは断然、美味しいんです!

好きが高じて、お店をスタートすることになった高橋さん。メニュー開発時は、美味しさはもちろん、現代ならではのあるコトにこだわったそうです。

岩畑:調理の際に気をつけていることなどありますか?

高橋さん:やはり生モノなので衛生面はもちろん気をつけています。あと、刺身は色がすぐ変わってしまうので、鮮度を落とさないように保存方法などとても気をつけています。だてまぐろは生の状態で仕入れているので、保存期間を長くしようと冷凍してしまうと、身に血が回ってしまって、色も味も悪くなってしまいます。なので、鮮度には本当に気をつけています。

岩畑:新鮮だからこそ、ねっとりとした食感や、味の濃さを感じられるんですね!

高橋さん:そうなんですよ!それが、だてまぐろの魅力でもあるので、その点を損なわないようにするのがとても大切です。あと、SNSで発信することも重要なので、丼の中の色合いには気をつけています。
実は、赤酢シャリを使っているのも、写真を撮った時の見栄えが良かった点もあったんです。
もちろん配合にもこだわっていて、シャリの甘さが際立ち魚と一緒に食べた時に、美味しく食べられるように開発しました。
醤油も甘いものを使っているので、赤酢シャリと合わさった時に、お互いの良さを引き立たせるようにしています。

美味しさだけでなく、見た目にも妥協をしないこと。SNSが当たり前になった現代では、とても重要なことなんだと感じました。
そもそも私が、えびとまぐろに取材に来たいと思った理由の一つは、インスタグラムで見た海鮮丼の画像に心を掴まれたからなんです…(笑)。

えびとまぐろでは、先ほどいただいた丼のほかにも「いくら丼」や「うに丼」、「炙りサーモンマヨ丼」など、メニューが豊富に揃っています。これらのメニューも高橋さんが考案したのでしょうか。気になるので聞いてみます!

岩畑:海鮮丼専門店というだけあって、たくさんのメニューがありますね。こだわりなどはありますか?

高橋さん:もちろん、だてまぐろの美味しさを知ってもらいたいと思っています。が、えびやまぐろだけだとお客さんの好みもあるし、お子様はまぐろよりもサーモンを好まれたりもするので、大人はもちろん、家族連れのお客様にも楽しんでもらえるように、徐々にバラエティーを増やしました。
贅沢丼も初期のメニューにはなかったんですけど、「ちょっとずついろんなものを食べたい」というお客様の声を聞いて、それなら全部の食材をのせてしまおう!と、贅沢丼を作りました。

岩畑:トッピングメニューがあるのも嬉しいですが、ちょっとずついろんなものを食べられる「至福の贅沢丼」は、私もとても嬉しかったです!

高橋さん:そうですよね!これからも、お客様の声を大事にしながら、新しいメニューを増やしたり、期間限定メニューを作ったりできたらいいなと思います。

お客様に寄り添ったお店にできたら…

高橋さんの話を聞いていると、美味しいのはもちろん、お客様に寄り添ったメニューを作り続けること、お店が進化することも大切にされているように感じました。
最後に、お店の今後について聞いてみましょう。

岩畑:今年1月にオープンして約8ヶ月。お店やご自身の展望などはありますか?

高橋さん:オーナーの考えだと、新居浜市だけでなくいろんな地域にお店を展開できたらいいなと思っています。あと、年配のお客さんが多いので、家族連れの方などにも楽しんでいただけるようなお店にできたらいいなとも。
私的には、他県で店内の床が一面フラットで、そこにテーブルとクッションソファやおもちゃ、絵本が置いてあり、お店の中を子供たちが自由に動き回れる空間づくりをした飲食店に出会い、驚きました。
小さなお子さんを育てるお母さんたちって、他のお客さんの目もあるから、お店で食事を楽しむのって本当に気を使うと思います。私の周りでも子育てを頑張っている友達が多くなってきて、そういう人たちがランチも楽しめて、子供も開放的に楽しめるお店がいつか作れたらいいなって。
美味しいご飯と居心地の良い場所を提供できるお店ができたらいいかな。子供が遊んでいる間に、親同士がゆっくりと会話を楽しんだり食事を味わったりできたらいいですよね。愛媛にそういう場所が作れたらなって思います。

高橋さんとお話をする中で出てくる、家族連れや子供の言葉。ご自身の周りの変化も含めて、飲食業の形を考えていらっしゃるように感じました。

岩畑:最後に高橋さんにとっての「まじめ」を教えてください。

高橋さん:お味噌汁を毎日、朝から作っています。えびの量も膨大だし、炊く時間も大切。美味しいとお客様が思ってくれる一杯を作るためにも、毎日コツコツと取り組むことに、手を抜かないことですかね(笑)。

終始、素敵な笑顔でお話をしてくれる高橋さん。日々の積み重ねを大切にこなすことが、お客さまが喜んでくれることに繋がるんだなと、改めて実感しました。

えびとまぐろで提供されるだてまぐろを食べたら、きっとみんな虜になるはず!ぜひみなさんも美味しい海鮮丼と高橋さんの可愛らしい笑顔に会いに来てください!

海鮮丼専門店 えびとまぐろ

愛媛県新居浜市若水町1-7-2

営業時間:11:00〜15:00

定休日:月曜日

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