グランシェフ高坂

みなさん、こんにちは！
さっきまで晴れていたのにお店に向かう途中で雨に降られました。今回も絶好調な雨男、まじめしライターの玉ちゃんこと玉川です！

さて、今回も私が地域おこし協力隊として活動している愛媛県伊予市へやってきました！伊予市は自然豊かな山々と穏やかな瀬戸内海、そして夕日が美しい街です。もちろんおいしい飲食店もたくさんあります！ぜひ皆さんお越しになってくださいね！
そんな伊予市で、地元の人たちに長年愛され続けている老舗洋食屋さんが、今回ご紹介させていただく「グランシェフ高坂」です！私も何度か訪れたことがあり、毎回お腹いっぱいにさせてもらっています！
こちらの大きな看板が目印！ザ・洋食屋さんという外観です。国道56号線沿いに位置し、アクセスしやすい立地。駐車場も広いので大きな車でも安心です。

お店の中に入ってみると、びっくり！食欲を刺激するおいしそうないい匂いが店内いっぱいに充満しています！最早この匂いをおかずにご飯を食べたい！
店内はおしゃれな内装ながら落ち着いた雰囲気。テーブルも大きめで席も広々としていて、ゆっくりと食事を楽しむことができます。

まずはオーナーシェフの髙市澄雄さんにご挨拶しました。髙市さんは、飲食店で10年ほど働かれた後、昭和60年にグランシェフ高坂をオープンされたとのこと。とても気さくで笑顔が素敵な髙市さん。早速お店の人気メニューについてお話を伺いました。

玉川：グランシェフ高坂の1番の人気メニューと言えば何でしょうか？

髙市さん：時代とともに人気のメニューは変わっていますけれども、今は「網焼き“ゲンコツ”ハンバーグ」が1番人気ですね。もちろんハンバーグも自信を持っているメニューですが、オープン当初からの味を守りながら今も作り続けているグラタンも自信を持って出しているメニューになります。

玉川：なるほど！どちらもおいしそうですね！ではハンバーグとグラタン、どちらも注文させていただきます！

これぞ肉！！！愛媛県産牛肉100％使用のハンバーグ！

まずは現在人気No.１の「網焼き“ゲンコツ”ハンバーグ」を実食！

ハンバーグは150ｇ・200ｇ・250ｇ・300ｇから選ぶことができます。今回私は200ｇを注文！ワクワクしながら待っていると、奥からジュウゥゥゥという音が近づいてきました！そして目の前に！そのままお店の方が豪快にカットしてくれます！

もう見てるだけでよだれが止まりません！早く食べたい！
最後にソースをかけて…

完成！！！

「網焼き“ゲンコツ”ハンバーグ」はセットメニューも豊富！私はサラダとパンのセットをいただきました！
ソースはブラウンソース、特製和風ソース、ガーリックソースの３種類から選ぶことができます。これらのソースはすべて自家製！すごく迷いましたが今回は特製和風ソースでいただくことに！

それでは…！いただきます！

アツアツの鉄板の上に載ってやって来たハンバーグの中はレア。ハンバーグの横に付いているペレット（熱した鉄の固まり）で、自分好みに焼き上げます。

ん～～～！！！これぞ肉！！！おいしいものを食べると自然と笑顔になりますよね…。思わず笑みがこぼれてしまいました。愛媛県産牛肉100％使用なので、がっつりとした肉の旨味が感じられます！自家製のソースも絶品！ペロリと食べられちゃいます！

セットの黒糖パンもいただきます！こちらのパンは伊予市内の老舗パン屋さんから仕入れているとのこと。

程よい甘さの黒糖パンがハンバーグと合います！そして驚いたのがバター！このバター、抵抗なくナイフが入ってしまうほどふわふわなんです！このふわふわの食感が口当たり軽やかでとてもおいしい！ ぜひ皆さんもご賞味ください！

オーナーシェフ自信の一品！昔から変わらない濃厚グラタン！

さてお次は、こちらも髙市さん自信のグラタンシリーズから、「小エビのクリームライスグラタン」をハーフサイズでいただきます！

トマト味のバターライスと濃厚な特製ホワイトソースのハーモニーに拍手喝采！小エビのぷりぷりの食感もたまりません！ハーフサイズなのに食べ応え抜群です！

グランシェフ高坂の特徴の一つとして、ハーフサイズでの提供があります。これはお客様に色々な味を楽しんでいただきたいという、オープン当初からの思いからきています。ランチの「きまぐれハーフセット」ではグラタンとスパゲッティをそれぞれハーフサイズで選ぶことができ、たくさんの種類を食べたい方には嬉しいサービスですね！皆さんもぜひハーフサイズでたくさんのメニューを味わってみてください！

地域の人から愛され続ける理由に迫る！

今年でオープンから39年目になる「グランシェフ高坂」。長年お店を続けてる中で、髙市さんが大切にされていることやこだわりについてお聞きしました。

髙市さん：素材を生かした形で、手間暇をかけてひとつの料理を作りあげること、ですかね。料理は作る人の気持ちや心が表れます。手抜きをしてしまえば手抜きした分だけ、お客様にはわかってしまう。お客様においしいと思っていただけるよう、ひとつひとつの料理に真剣に向き合っています。

玉川：お店を続けていらっしゃる中で、やりがいを感じるときはありますか？

髙市さん：やっぱり一番はお客様に『ご馳走様でした』や『ありがとうございました』、『また来ます』とお言葉をいただけることですね。

玉川：リピーターとして何度も来られる方も多いのではないでしょうか。

髙市さん：多いですよ。『美味しかったけん、また来たよ』というお客様もたくさんいらっしゃいます。初めて来たときは10代や20代、それから結婚して、孫ができて…『今日は家族を連れて来たよ』とお越しになるお客様もいます。大変ありがたいですね。

玉川：すごいですね！地域の人から愛されている証拠ですね！

髙市さんにとって“まじめ”とは？

玉川：最後になりますが、髙市さんにとって“まじめ”とは何でしょうか？

髙市さん：誠心誠意仕事をすること。料理人の心が料理に表れるからこそ、誠心誠意、真心を込めて作らなければならない。僕はそう思います。

今後はより地域のお客様に密着した形で営業していきたいと語る髙市さん。地域の人に愛され続けている理由は、髙市さん自身が真摯に地域と向き合っているからだとわかりました。
伊予市で人気の老舗洋食屋「グランシェフ高坂」。伊予市にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください！