新鮮な海鮮丼としらす丼が楽しめる食堂

しらす食堂はなはな

愛媛の最西端のフェリー乗り場に隣接した、憩いの場の食堂!
ぷりぷりのしらすがウリの「しらす食堂はなはな」を取材!

こんにちは!今回まじめしライターを務めさせていただきます、中元です。
愛媛県の西の端っこにある伊方町に、獲れたてで新鮮な海産物を楽しめる、観光交流拠点施設「佐田岬はなはな」の「しらす食堂はなはな」に行ってきました!お店の名前にある通り、「しらす」が一押しだそうです。なんと、ここでは生のしらすも食べることができるとか・・・。

「佐田岬はなはな」は、最寄りの八幡浜駅から車で約50分かかる場所にあります。
伊方町の中でも九州に近く、大分県行きのフェリーが就航している三崎港のすぐ隣に位置しています。黒い外郭にガラス張りのシックな外観、そして入口の「はなはな」と書かれた看板が目印です。

この建物の中にはしらす食堂はなはなの他にも地元の名産品を販売している直売所「しらすパーク」や、自家製の燻製肉で作った軽食やこだわりのコーヒーを提供するカフェ「木と樹」など、いろんなお店があります。まずは周りを散策してみましょう!
入口から入ってすぐ左に見えていたあのオブジェも気になります。

「はなはな」と書かれていますね。施設の名前を冠したモニュメントです!
綺麗な海をバックに素敵な写真が撮れるスポットです。周りの草木のにおいに、目の前にある海の香りも合わさり、全身で自然を感じます。
それに、なんとこのモニュメント、見る方向によって文字が変わるようで・・・。
横から見たら何が見えるのかはぜひ!来てみて確かめてください。

では、建物の中に入っていきましょう。
1階ではしらすやかんきつの商品を販売しています。ゆずや山椒風味に味付けをしたちりめんの佃煮に、しらすの缶詰「サラカン丼」、みかんのゼリーやみかんジュースなどが至る所に並んでおり、お土産を買うのにもぴったり!

ここでは、蒸したしらすをアイスに練りこんだ「しらすアイス」を販売しているとのことです。ちょっと食べてみたいと思います!

ミルクやストロベリー、ブルーベリーヨーグルトなど、たくさんの種類のフレーバーがあります。見ていたら食べたくなってきましたね。どれにしようか悩みましたが、私は夏限定の岩塩を購入しました。限定品って魔力がありますよね…。

一口いただいて、飛び込んできたのは、濃厚なアイスの口当たり!しらすの食感と、適度な塩味が相性抜群で、食べる手が止まりません!さらに、この岩塩で甘みが引き立って、アイスそのもののおいしさも味わえます。食べていると、しらすが姿を現してきたりして、味覚だけでなく、視覚からもしらすを楽しめます!

さて、アイスで少し腹ごしらえをしたところで、目的の「しらす食堂はなはな」は2階にあります。階段を上っていくと、店のロゴが入った黒い看板がお出迎えしてくれます。

さらに進んで、お店の中に入ると、全面的に木の落ち着いた雰囲気に、外の風景が見える開放感がいい感じに調和しています。また、ウッドデッキのカウンター席もあり、ここで海を眺めながら海の幸を食べるのは風情がありますね。

「しらす食堂はなはな」おすすめメニューを実食!

早速、料理長の與品直人さんにお話を伺います。

中元:この施設、「佐田岬はなはな」が2020年の5月にリニューアルオープンされて、しらす食堂はなはなさんも今年で4周年を迎えられたとのことですが、オープンしたきっかけを教えていただいてもよろしいですか。

與品さん:もともと、別のところでしらす食堂をやっていたんです。そこから、大きく建て替えたいと会社で協議をしていました。その時にちょうど、伊方町さんから「佐田岬はなはな」を大きくしたい、レストランを構えたいという話があって、町のためにもなるのでぜひやらせていただきたい、ということでオープンしました。

中元:施設とともに場所を変えてリニューアルオープンしたんですね。
しらす食堂はなはなさんのSNSを見させていただいたんですが、いろんなしらすのアレンジ料理を投稿されていますよね。ここのメニュー表にはないものもありましたが、どういうときに出されているんですか?

與品さん:しらすピザやしらすパスタですね。これらの料理はイベントで出店した時にメニューとして出しています。

中元:イベント限定品なんですね。入口の看板にもウニがメインの料理が3品、追加メニューとしてありましたが、今はウニが期間限定なんですか。

與品さん:はい。8月から10月いっぱいまで赤ウニのシーズンですので、ウニをアピールしています。伊勢海老の大漁丼では、ウニをどんぶりの横に置いて、素材そのものを味わえるようにしています。

しらす食堂はなはなの看板メニューは、やっぱり「しらす丼」。この佐田岬半島はたくさん獲れるしらすが有名ということもあって、釜揚げしらすに生しらす、それにマグロやイクラを加えるなど、料理のバリエーションも豊富です。
また、しらすは獲れてから1時間で加工したものを使っていて、その新鮮さがおいしさの秘訣だそう。

さらに、数量限定の伊勢海老の大漁丼は伊勢海老にウニ、カンパチやタイ、カツオにマグロなど、新鮮な海鮮が食べられます。なんとここにもしらすがあります!
別添えにしているウニはどんぶりの上に載せても良し、単品で食べても良し!
今回は、そんな一押しの釜揚げしらすと生しらすの二色丼と伊勢海老の大漁丼を頂きたいと思います。
ここからは、ほのかさんにバトンタッチして食レポをお願いしたいと思います。

まじめしライターで、カフェ巡りが趣味のほのかがお伝えします!
今回は、「釜揚げ・生しらす2色丼」と「【大漁丼】伊勢海老丼」を注文しました!

まずは、「釜揚げ・生しらす2色丼」をいただきます。

このどんぶりは、生と釜揚げの2種類のしらすがふんだんに入っていて、1度で2種類味わえる贅沢~ 
一石二鳥です!

まずは素材の味を楽しむためそのまま食べてみると、繊細でねっとりとした生しらすと、ジャキジャキとした食感だけど、ふんわりとした釜揚げの味が楽しめました。
お醤油かけると、また海の風味が引き立ってびっくり!
思わず「おぉ~!」と声が出てしまいました!
生姜と合わせると生姜がいいアクセントとなって、さらに美味しかったです。

続いて、見た目のインパクトがスゴすぎる「【大漁丼】伊勢海老丼」。
中にはなんと、伊勢海老が!?そして、先ほどの2種類のしらす、いくら、カンパチと鯛、カツオのお刺身、赤ウニが入ってます!

このボリューミーな大漁丼をいざ食べてみます!
まずは赤ウニから!

実はあんまりウニを食べたことがなかったので、どんな味かドキドキしていました。その味は…

濃厚すぎるっ!口の中でクリーミーな味が広がっていきました。噛めば噛むほど、少しずつ味が変わっていくような感じが癖になりました!
また、いくらがプチプチしていたり、カツオの炙りを感じられたり、鯛とカンパチも厚みがあって食べ応えがあったりと大満足でした!

何回でも行きたいと思えるお店を目指して

中元:「しらす食堂はなはな」のこれからの展望を教えてください。

與品さん:これからもしらすを続けていきます。そして、お客様に1回来てもらって、2回、3回と行きたいと思ってもらえるようなお店にしていきたいですね。
ここは見てのとおり海に面していますから、海鮮のメニューをどんどん増やして、おいしいものをたくさん食べてもらって、何回でも来てもらいたいですね。

九州の玄関口である港が近いからこそ、愛媛に来るたび、愛媛から出かけるたびに、食べに来てもらえるお店を目指す「しらす食堂はなはな」。お客様に何度でも足を運んでもらえるようにメニューの工夫も絶えません。

そんな「しらす食堂はなはな」さんにとって“まじめ”とは何か伺いました。

與品さん:素直に、「地のものをそのまま出す」ということが、“まじめ”につながると思います。
特にしらすは加工したものもたくさんありますが、何も手を加えなくてもそのまま食べてもらってもおいしいですからね。「そのまま」の、「ありのままの」食材に向き合うというところかなと思います。その心構えを持って、食材とお客様に向き合っています。

獲れたてで新鮮な海鮮を取り揃えて、食材そのものに向き合って調理を行っている「しらす食堂はなはな」。
伊方にお越しの際は、ぜひしらす食堂さんの海の幸をご堪能ください!

しらす食堂はなはな

愛媛県西宇和郡伊方町三崎1700番地11
営業時間:10:00~16:30(L.O.16:00)
定休日:不定休
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