麵屋 凩 / ラーメン 凩紋二郎
満腹になることまちがいなし!
2日間煮込んだスープに愛媛の食材がつまったラーメンとは?
はじめまして、まじめしライターの正岡です。
みなさん、疲れた時、無性に食べたくなるものといえば、何を思い浮かべますか?
甘いもの、辛いものやこってりしたものなどありますが…ラーメンを思い浮かべた人も多いと思います。ということで、今回は、宇和島市にある「麵屋 凩」、「ラーメン 凩紋二郎」をご紹介。
お店の近くにある南予文化会館に車を止めて、宇和島市の商店街に向かいました。商店街を進んでいくと…「麵屋 凩」、「ラーメン 凩紋二郎」に到着。
南予初の二郎系ラーメンを実食!
麵屋 凩の隣には、ラーメン 凩紋二郎の受付があり、ラーメンの注文は、注文票でするようです。
早速注文票を書いて注文してみます。
二郎系ラーメンおなじみの麺やトッピングの量など自分好みのラーメンにすることができます。今回、私は並盛で注文しました。
食事スペースは麵屋 凩の向かい側にある、オープンテラス席。なんとこちらでラーメンをいただくことができます。
注文したラーメンがこちらです。並盛を注文しましたがなかなかのボリュームです。
それでは早速いただきます。
二郎系ラーメンですが、味は程よくこってりしていて、二郎系ラーメン初心者の方にもおすすめです。
麺は少し太めでもちもちとしており、なんといってもチャーシューが分厚く食べ応えがあり、おいしいです。
こだわりの自家製麺、スープを使った豚骨ラーメンを実食!
続いて、麵屋 凩にお邪魔しました。
お店の前に自家製麺ののぼりがありましたが、まさにお店入ってすぐのところで麺を作られていました。
早速、店長さんおすすめのねぎチャーシュー麺 黒を注文。
チャーシュー好きにはたまらないほど沢山チャーシューが盛り付けられています。
では早速いただきます。
鶏豚骨ラーメンなので、一般的な豚骨ラーメンより少し後味がすっきりしていて食べやすい!
麺は自家製麺を使った細麺でスープと絡んでおいしいです。
チャーシューもジューシーで何枚でも食べられます。
2日かけてじっくり煮込んでいるスープは、濃厚で深みのある味で替え玉がしたくなります。
麵屋 凩、ラーメン凩紋二郎ともにボリューム満点で、濃厚なスープ、自家製麺がいただけますのでみなさんもぜひご賞味ください。
地元宇和島市でラーメンを
お腹いっぱい食べた後に、店長の藤掛さんにお話を伺いました。
正岡:お店を始めた経緯を教えてください。
店長:もともと、創業した時は、実はラーメンではなくて弁当屋だったんです。弁当屋をチェーン展開しようと思い、10店舗くらい出してみたんですけど、ちょっとうまくいかない部分がありました。
そこで、昔からやってみたかったラーメンをやってみよう、というかこれを挽回するにはラーメンしかないと思って、ラーメンを始めました。
正岡:独学でラーメンを始められたのですか?
店長:そうですね、独学です。
正岡:ラーメンを始められて何年ですか?
店長:創業は15年くらいですけど、ラーメンを始めてからは7年か8年くらいですかね。
正岡:宇和島でお店を始めようと思ったきっかけはありますか?
店長:今、私は50歳なんですが、24、25歳からずっと京都で酒屋のコンサルティングや、チェーン店を作る側の仕事をしていて、現場というより本部での仕事をしていました。
その本部で商品部長をしていて、何年か働いた後会社を辞めて、東京の会社に転職したのですが、あるプロジェクトがあまりうまくいかないので、地元の宇和島に戻ってきました。宇和島で仕事を探していたのですが、やっぱり自分で何か手掛けてみたいと思って、まず、弁当屋を始めました。
正岡:お店の名前の由来はありますか?
店長:最初に始めたラーメンがラーメン海風っていうお店でした。そのあと始めたお店が麵屋風だったのですが閉めてしまって、そのあとに始めたお店が凩です。宇和島で海が近いので海や風にちなんだ名前にしようと思って凩にしました。
正岡:メニューのポイントやこだわりはありますか?
店長:アイデアが思いつけばすぐにメニューに出すので、いろいろな種類のラーメンが食べられるところですかね。まかないでおいしかったものがメニューになるきっかけになることもあります。
正岡:ラーメンのこだわりとか麺のこだわりはありますか?
店長:こだわりはあります。スープは2日間強火でずっと煮込んでいます。麺はスープに合う麺を自分で調合できるので、自家製麺にしています。多少、他店さんと似ている箇所はあるかもしれませんが、すべてオリジナルのレシピなので、凩らしさが生まれるのではないかなと思います。
正岡:県外で商品部長としてアイデアを出す仕事をされていた経験から生み出されているレシピなのかもしれませんね。では、そのラーメンを食べるおすすめの食べ方はありますか?特に紋二郎さんのラーメンについて伺いたいです。
店長:もやしやお肉をたくさん盛り付けるんですけど、もやしの水分とかで味が薄くなることがあるので、卓上にある返し、二郎系では「からめ」って言うんですけど、それをお好みでかけていただきたいです。あとは、韓国の一味を卓上に置いているので、パンチが欲しい方は一味もかけていただけるとおいしくなると思います。ただやっぱり、お客様ご自身でお好きなように食べていただくことが一番いいかなと思います。
正岡:食材は愛媛県産のものを使われているのでしょうか?
店長:そうですね、ねぎやガラ、チャーシューも愛媛県産のものを使っています。あとスープに使う醤油は大洲梶田商店のものを使わせていただいております。
正岡:県産の食材をたくさん使われているんですね。ぜひ、県内外問わず多くの方にきていただきたいですね。宇和島市外や県外の方も来られますか?
店長:そうですね。特に二郎系を始めてからは来ていただいていて、ジロリアンっていうんですかね、二郎系マニアの方に来ていただいております。凩も結構いろいろなところから来ていただいていますね。
正岡:そのラーメン 凩紋二郎を始められた理由はありますか?
店長:宇和島の方に色々なものを食べてほしい、多くの方に食べてほしいという思いからですかね。沢山の方に食べていただくとなると席数も必要になるのと、商店街のシャッターを開けて商店街を活性化させるためにもオープンテラス席を設けました。ただ、席数を増やしただけではインパクトが足りないので、南予初の二郎系ラーメンをやってみることにしました。
ラーメンにかける思い
正岡:たくさんの方に来ていただきたいという思いから始められたということですね。ラーメンを作る中でやりがいは何かありますか?
店長:やりがいはありすぎるくらいありますね。すべてを自分で考えて、思いついたことをチャレンジしていって、plan do seeみたいなことをずっとやっていけるので面白いです。
正岡:ありがとうございます。では、最後に店長さん、もしくはお店にとっての「まじめ」とは何でしょうか?
店長:人の見えないところでどれだけ本気になって働けるか、かなと思います。ラーメンの仕込みはものすごく多いですし、時間もかかるので、やっぱり人に見えないところでどれだけ頑張れるかだと思いますね。
正岡:見えないところでの努力のおかげでおいしいラーメンを私たちはいただけるということですね。ありがとうございました。
ラーメン 凩紋二郎の出店など日々新しいことにチャレンジされている麵屋 凩。
宇和島市にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください!
麵屋 凩 / ラーメン 凩紋二郎
麵屋 凩
宇和島市中央町1丁目5番13号
電話番号:0895-49-2314
営業時間:11:30〜14:00(L.O.13:45) 18:00〜20:30(L.O.20:00)
定休日:月曜日
ラーメン 凩紋二郎
宇和島市中央町1丁目5番13号
電話番号:0895-49-2314
営業時間:11:00〜14:00(L.O.13:45)
定休日:月曜日