CAFÉ LE PETIT PONT（プチポン）

ライターの佐藤です。今回はライター山本清文さんのご紹介で八幡浜港フェリーターミナルビルの2階にある「CAFÉ LE PETIT PONT （プチポン）」さんへ向かいました。

「道の駅みなっと」のすぐそばにあるフェリーターミナルビル、2022年4月に移転、新規開業したばかりとのこと。

四国の玄関口となっている八幡浜港。プチポンはこの建物の2階にあります。

階段を上るとオシャレな入り口が見えてきます！

外階段からも行けるので、私は外から2階へ！

店名の”プチポン”の名前の由来はフランス語で〝小さな甲板〟・〝小さな橋〟
「四国と九州を結ぶ架け橋となりたい」という想いが込められているそう。

店内はゆったりとできる席が多数あり、フェリーの待ち時間に過ごすのも良さそうです。

窓側の席からはフェリーも見える抜群のロケーション！

早速、開放的なテラス席へ！
リゾート感を味わえる空間は、まるで海外のよう。

ニコニコ笑顔がキュートな、スタッフ西岡さんが出迎えてくださいました！

お茶を頂いたのですが、コースターも可愛い〜！

佐藤：休憩中の貴重なお時間にすみません。ランチタイムはとてもお忙しそうでしたね！
西岡さん：お陰様で忙しいです！でも自分の好きなことをしながら、色んな人とコミュニケーションが取れてとても楽しいです！!

確かに、スタッフの皆さんがとても仲が良さそう！その雰囲気がこちらまで伝わって、とても居心地が良くなりました。

八幡浜出身の西岡さん。
元々カフェが好きで、愛媛調理製菓専門学校のカフェ科で学ばれていたそうです。

佐藤：プチポンで働くことになったキッカケを教えてください！
西岡さん：コーヒーが大好きで、プチポンがオープンするときに愛媛で数件しかない貴重なエスプレッソマシンが入ると聞きつけ、働きたい!と思いました。地元で働きたいという気持ちもあって
佐藤：エスプレッソマシン!!これはコーヒー好きとしては楽しみです〜〜！
西岡さん：作るところもぜひ見て行ってください！美味しいですよ〜！ドリンクも充実していますし、黒毛和牛のフォーや、パンケーキもおすすめです！

ここで、西岡さんにとっての“まじめ”とは何か、聞いてみることに。

西岡さん：好きなことを貫くこと！！ですかね

即答してくださった西岡さん。まじめに楽しく働く姿が眩しいです！
早速、西岡さんオススメの“フォー”とカフェラテを注文しました！

黒毛和牛のフォー

季節の野菜、鯛のすり身のフィッシュボール、アサリ、素揚げしたズッキーニ、ナスなど具沢山！
隠れていますが、中には黒毛和牛がたっぷり入っています！
見た目もオシャレでおいしそう〜！！こんなに具沢山なんて、想像していたフォーとは全く違う！ いただきます！！！

黒毛和牛も入っているのでスープの旨味がすごい！
こんなに贅沢で美味しい“フォー”は初めてです！

さらに、青唐辛子と生姜とニラを混ぜて作ったソースを、お好みで足していきます。
黒毛和牛のフォーは、具沢山な上に様々な味変を楽しむこともできるんですね！

美味しくいただいていると…

スタッフのみなさん：船首が見えるので、入港のように見えます。港の構造上、バックで離岸、Ｕターンして出港するんです！

と、貴重なシーンを見ることができました！
これも楽しみの一つですね！

“フォー”の締めは、瀬戸内のレモンを絞っていただきました！
これがまたさっぱりとした爽やかな味に変わります。
お昼も夜も楽しめるメニューで、いつ来ても食べることができるそうです！

これはまた食べたい！！

大満足！ごちそうさまです！！

そしてオススメのカフェラテもいただきました！

見た目も美しくとても美味しそう・・！
ん〜〜！癒される〜！！

海風を浴びながらのラテはもう最高！
まろやかで、苦味のバランスも良く、ミルクのフォームがふわふわ！

ごちそうさまでした〜〜〜！！

とっても美味しかったお料理。作っているところを覗かせていただくことに！
若い女性スタッフさん達がハツラツと働かれていて、手際よく作られていました。

「この厨房から見る景色も抜群で仕事が捗りますよ！」とスタッフ谷岡さん。

こちらは“フォー”の具材が素揚げされている様子。
一手間かけられたこの野菜がとっても美味しかったです！

黒毛和牛がたっぷり入った後に、東温市産のパクチーがどどーんとのって完成！

こだわりのエスプレッソマシンも見せていただきました！

八幡浜市内でこのマシンを使っているのはここだけとのこと。

こうやって美しいカフェラテが完成するんですね～!
スタッフ齋藤さんが淹れてくださったカフェラテ、本当においしかったです！

最後にシェフの山本さんと、取材のお手伝いをいただいた運営母体である宇和島運輸（株）の吉野 部長とお話しさせていただきました。
プチポンの前身である食堂（マリン）は、元々、宇和島運輸（株）が運航するフェリーの船員向けの共食と、乗船客を中心にビジネス展開をしてきたそうです。

（すぐ隣にある旧ターミナルビル）

吉野さん：八幡浜には洋食店が少なかったですし、数年前には唯一のファミリーレストランも閉店してたからですかね…。今回、フェリーターミナルが新設されるにあたって、飲食店を作るなら地元の方も集まれる場所にして欲しいとの要望の声も多かったんです。そこで、食事を提供するだけではなく、地域の方も、観光客の方々にも喜んでいただける観光スポットとなるようなお店として新たにオープンしました。

そして、シェフを務める山本さん。
元々、八幡浜出身で、東京で勤められたのち松山で8年間シェフをされていたそうです。
今回、店舗のオーナーと知り合ったのが縁でシェフとなったそう。

山本さん：東京と違い、愛媛では新鮮野菜を自ら調達に行きます。自分の目で食材を探せるのがとても魅力ですね。
佐藤：山本さんのこだわりの地元食材の”フォー”とても美味しかったです！

夕方だとこんなロケーションになりますよ！と、吉野さんが沢山の写真を見せてくださいました。

吉野さん：夕方からの時間もおすすめです！
佐藤：わ〜〜〜！これは最高ですね！！！

夜にはお酒の提供もあるそうなので、デートにもピッタリ！

またお昼とはガラッと印象もかわりとても大人な雰囲気。

外の入り口のブルーのネオンが可愛く光っています！

吉野さん：このビルの最上階の展望デッキから見る景色も最高なのでオススメですよ〜！
佐藤：この後行ってみます！

最上階へ上がると、目の前には向灘（むかいなだ）の段々畑が。
青い空と海の絶景に思わず写真を撮る手が止まりません！

八幡浜の豊かな自然とこだわりの食材を味わいに。
非日常を感じられるプチポンさんで心地よい時間を迎えられること間違いなしです！