濱田屋

みなさん、こんにちは！
最近自分が雨男だと自覚しました、まじめしライターの玉ちゃんこと玉川です！この取材当日もしっかり大雨でした（泣）

さて、そんな大雨の中、やってきたのは愛媛県伊予市！実は私、2023年５月に関西から伊予市に移住し、現在は地域おこし協力隊として、伊予市の魅力をたくさんの人たちに伝える活動をしています。
移住してきたばかりの私ですが、今回自信を持ってご紹介させていただくのがこちらの「濱田屋」！明治25年創業の老舗定食屋さんです。個人的にも何度かお邪魔させてもらっています。伊予市の中心街に位置し、最寄駅からも徒歩２分の好立地！歴史を感じさせる趣のある外観です。

看板メニュー「カツ丼」の誕生秘話

いざ店内へ！店内はどこか懐かしい、落ち着くレトロな雰囲気。テレビや漫画も置いてあり、昔ながらの定食屋さんという感じです。

早速、６代目店主の濱田芳雄さんにお話しを伺いました。

玉川：ズバリ！濱田屋の看板メニューと言えば何でしょうか？

濱田さん：それはやっぱりカツ丼ですね。いわゆる世間一般のカツ丼との大きな違いは玉子が乗っていないこと。それと中華そばも人気です。遠方からもカツ丼や中華そばを食べに来てくれるお客さんが多いですね

玉川：僕も最初食べたときはびっくりしました！なぜ玉子が乗っていないカツ丼が誕生したのでしょうか？

濱田さん：僕もくわしいことはわからないけど、初代が『カツ丼』という言葉のイメージだけで作ったからだと思います。ご飯の上にカツが乗っているというイメージで、卵が乗っているとは思わなかったのかもしれないですね。それから変わらずここだけのカツ丼を作り続けています。僕は中学生の時に普通のカツ丼の存在に気づきました（笑）

濱田屋の２大看板メニューを実食！

それでは！誕生秘話をお聞きしたところで、いよいよ濱田屋の人気№1メニューの「カツ丼」をいただきます！

ザ・シンプル！このシンプルさがいい！！
それでは早速…いただきます！

思わず唸ってしまうおいしさ！揚げたてのカツは衣がサクサク！普通のカツ丼では味わうことのできない食感です！そして昔から継ぎ足して作られているタレがカツとご飯にしみ込んでいて、とてもおいしいです！これは箸が止まりません！

さてお次は、こちらも看板メニューの「中華そば」！トッピングはキャベツ、もやし、にんじん、豚肉、ちくわ、かまぼこ、ねぎなど具だくさんで食べ応え抜群です！

それでは本日2度目の…いただきま～す！

アツアツの麺と出汁が最高！出汁には野菜と豚肉の甘みが溶け込んでいて、優しい味わいとおいしさが、口と胃の中いっぱいにしみわたります。
濱田屋でしか食べることのできない玉子をかけないサクサクのカツ丼、出汁のうまみが凝縮された具だくさんの中華そば！ぜひ皆さんもご賞味ください！

実は濱田屋ではポイントカードを作ることができます！常連さんにとってはうれしい制度ですね！もちろん私も持っています！ 皆さんも作ってみてはいかがでしょうか？

今の時代に合ったものを…濱田さんが大切にされていること

濱田屋を継いで28年になるという濱田さん。普段大切にされていることやこだわりについてお聞きしました。

濱田さん：時代に合ったものを作ること、ですかね。お客さんの要望をきっかけに、試作と試食を繰り返しながらメニューを増やすこともあります。そばめしや唐揚げ定食も、最近作ったものです。昔ながらの味も大切にしつつ、今の時代に合ったものも取り入れるようにしています

玉川：今もなお進化し続けているんですね！そうしてお店を続けていらっしゃる中で、嬉しいなと思うときはありますか？

濱田さん：こうした取材を受けた後に、お客さんから声をかけてくれたり、実際に来てくれたりすると嬉しいですね。お店のInstagramの投稿は息子がしているんですけれど、フォロワーさんが訪ねてくれることもあります。そうして遠方から来てくれたりするとやっぱり嬉しいです

濱田さんにとって“まじめ”とは？

玉川：最後になりますが、濱田さんにとって“まじめ”とは何でしょうか？

濱田さん：普通に毎日同じことを飽きずにすること。やるべきことを忘れずにちゃんとすることかなぁと。まじめってそういうことですよね

最後にお店の前で一緒に記念撮影をしていただきました！ありがとうございました！
濱田屋では２階の広間で宴会をすることもできます！また仕出し弁当もしており、そちらもオススメです！
昔ながらの味と今の時代を大切にされている、老舗定食屋「濱田屋」。伊予市にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください！