手話通訳者と管理栄養士の姉妹が営む古民家カフェ

カフェ姉妹

姉妹の手作りが、あなたの明日を作る。お店のあたたかさの秘密を徹底レポート!

こんにちは、まじめしライター、野本鈴夏です。
今回ご紹介するのは、カフェ好きの私がオススメする古民家カフェ!

西条市丹原の田園風景の中に、ひっそりと佇む一軒の古民家があります。

ここが、手話通訳者と管理栄養士の姉妹が営む古民家カフェ「カフェ姉妹」です。
2022年1月4日にオープンし、地元の方をはじめ多くの人に愛されています。

扉を開けると、土壁のやさしいにおいと、どこか懐かしい空気がふわりと迎えてくれました。

築約80年の古民家を改修した店内は、古い柱や梁の風合いを残しています。

1階は広々としたお座敷で、ゆったりとくつろげる空間。

2階へ上がると、カウンター席からは丹原の田園風景が一望できます。

のどかな景色を前に、思わず深呼吸したくなりました!

「カフェ姉妹」では、食券を選んで先にお会計をするスタイル。

食券は手作りで可愛いイラスト付きで、これがとても素敵なんです・・・♡どれにしようかと選ぶ時間も楽しいひとときです。

こちらでは、訪れる人の心と体をそっと整えてくれるメニューを味わうことができますよ。

さっそく、ランチをいただきます!

いただくのはカフェ姉妹のランチ。

彩り豊かな小鉢がズラリと並び、お魚とお肉のどちらも味わえる、満足感たっぷりの一膳です。

ランチの内容は2週間に1度変わります。

この日は、焼き鯛の柚子添えに煮込みハンバーグ、ひじきと野菜の煮物、自家製豆腐、キャロットラペ、からし漬け、丹原で採れた新米「きぬむすめ」、すまし汁、自家製ヨーグルト(自家製ブルーベリージャム添え)。

目を引くのは、「自家製」という言葉の多さ!ヨーグルトもジャムも豆腐も、ドレッシングやお漬物まで、すべて手作りです。

どれも体にすっと馴染む味わい!

気づけば、体の奥からじんわりとあたたかくなるような感覚がありました。

煮込みハンバーグは、トマトソースでじっくり煮込まれた一品。トマトソースはやわらかな酸味の奥に、甘みがあります。

ハンバーグに箸を入れると、ほろりと崩れるやわらかさ!噛むたびにお肉のうまみがじゅわっと広がり、トマトソースの酸味とやさしく重なります。

そして、お米は丹原で採れた新米「きぬむすめ」。一粒一粒がしっかり立っていて、噛むとほのかな甘みが広がります。白ご飯だけでも、思わずもうひと口食べたくなる美味しさでした!

ランチは、デザートセットにすることもできます。この日は、キャラメルケーキとフルーツ、焼き菓子の盛り合わせ。ほっと温まるドリンクも追加で注文しました。

ほろ苦いキャラメルの香ばしさと、やさしい甘さが食後にちょうどいい余韻を残してくれました。

お腹も、そして心もすっかり満たされたところで、このあたたかな空間をつくるおふたりに、お店のことや大切にしている想いを伺いました。

「住むのは難しい」と言われた古民家

野本:こちらの古民家でお店をするきっかけなどはあったのでしょうか?

妹さん:古民家カフェをやろうって決めていたわけじゃなくて、物件を探していたらここが売りに出ていて。不動産屋さんには「住むのは難しいですよ」と言われるくらい傷んでいたんですけど、来てくれた人に2階からの景色を見てもらいたいなと思って。

野本:その想いがきっかけだったんですね。では、リフォームはどのくらいかけてされたんですか?

妹さん:1年ぐらいかけました。大工さんにお願いしたところもありますが、できるところは自分たちで。漆喰も自分たちで塗ったんですよ。

野本:壁までご自身で…!
だからこそ、この空間によりいっそうのぬくもりを感じるのかもしれませんね。

築約80年の古民家を、自分たちの手でよみがえらせた空間。古い柱や梁はそのままに、新しさをそっと添えていく。その積み重ねが、この場所ならではのあたたかな空気を生み出しています。

お姉さん:「景色がいいですね」って言ってくださるお客さんが多くて、それがすごく嬉しいです。

野本:最初に「この景色を見てもらいたい」という想いが、ちゃんと届いているんですね。

店名に込められた想い

野本: お店の名前には、どんな想いが込められているんですか?

妹さん:いろいろ考えたんですけど、読めない名前や思い出せない名前ってあるじゃないですか。「あのお店良かったよね」と話すときに、すっと名前が出てきてほしくて。姉妹でやっているので、「カフェ姉妹」に落ち着きました。

野本:おふたりの役割分担はあるのでしょうか?

妹さん:姉は手話通訳者です。接客やレジを担当していて、手話で対応することもあります。手話を調べて来てくださるお客さんもいて、手話でお客さん同士が会話されているのを見たときは、本当に嬉しかったですね。あとは、メニューや食券のイラストも全て姉が描いています。

妹さん:私は管理栄養士としてメニューづくりを担当しています。以前は病院に勤めていたので、そこで反応が良かったメニューも取り入れていますね。

野本: おふたりそれぞれの専門性が、このお店の魅力をつくっているんですね。

接客や手話でのやりとり、やさしいイラスト、そして体に寄り添うメニューづくり。そのすべてが重なり合って、この場所ならではのあたたかさを生み出しているのだと感じました。

おふたりのこれまでの歩みや経験が、静かに息づいている空間。だからこそ、訪れた人が自然と笑顔になり、また来たいと思える場所になっているのかもしれません。

これからやってみたいこと

野本: 今後、やってみたいことや展望はありますか?

妹さん: 毎年ひとつずつ、やりたいことを達成していこうと思っていて。今までもマルシェに出るとか、少しずつステップを踏んできました。これからは、この空間でワークショップができたらいいなと思っています。ゆったりとした時間の中で、ここに集った人たちと何かを一緒につくれたらいいなって。

野本:この場所で、また新しいつながりが生まれていくのが楽しみですね!では最後に、カフェ姉妹にとっての“まじめ”とは?

妹さん: 手作りにまじめに取り組むことですかね。おかずはもちろん、パン粉ドレッシング、ジャム、お漬物など、全部手作りです!それに、毎日明日の準備を頑張ることですかね。

手作りへのまじめな姿勢を、日々コツコツと積み重ねてきた「カフェ姉妹」。

2階のカウンター席から田んぼの景色を眺めながら、姉妹の手仕事が詰まったランチをいただく時間。そのひとときは、きっと心と体をやさしく整え、明日へ向かう小さな力をくれるはずです。

みなさんもぜひ1度、足を運んでみてください。

カフェ姉妹

愛媛県西条市丹原町高知甲665-1
電話番号:0898-52-9436
営業時間:11:00〜17:00(L.O.16:30、ランチタイム15:00まで)
定休日:日・月・火曜定休(臨時休業あり)

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