世代を超えて愛される、昔懐かしいアイスキャンディーとソフトクリーム
門田商店
愛媛県東温市で明治18年に創業し、141年の歴史を持つ老舗「門田商店」。地元では“かどみせ”の愛称で親しまれ、昔懐かしいアイスキャンディーやソフトクリームが多くの人に愛されています。その魅力と、「まじめ」な店づくりの背景に迫ります!
ライターの眞弓莉沙子です!
やって来たのは東温市の横河原商店街。伊予鉄横河原駅からほど近い場所に、地元の人々から “かどみせ”の愛称で親しまれている老舗店「門田商店」があります。


屋根瓦の日本家屋で、レトロな雰囲気が漂うお店。
もともとは明治18年(1885年)に農作業用品や文房具を扱う雑貨屋として創業し、昭和11年(1936年)からアイスキャンディーの販売を始めました。お店としては141年の歴史を持ち、現在5代目がその伝統を受け継いでいます。
どこか懐かしい空気が流れ、世代を超えて通い続けるお客さんの笑顔であふれる門田商店。今回はそんな門田商店の魅力的なアイスと、長年愛され続ける秘密をご紹介します!
手作りのアイスキャンディーとソフトクリーム
門田商店の看板商品といえば、なんといってもアイスキャンディーとソフトクリームです。
アイスキャンディーは、定番のミルクやイチゴ、小豆、抹茶などのフレーバーに加え、地元の素材を使ったこだわりのフレーバーも揃っています。

例えば、地元の酒蔵の酒粕を使った甘酒アイスや、愛媛県産の「紅ほっぺ」を使用した苺ミルクアイス、愛媛県産の「はだか麦茶」を使ったアイスなど、愛媛ならではの味も楽しめます。
なんとアイスキャンディーには「当たり」棒がついていて、当たりが出るとイチゴかミルクのアイスキャンディーが1本もらえるという嬉しいお楽しみも!
(※ちなみにプレミアムミルクの棒には「P」の印があるのだそう。これは当たりではないのでご注意を!)
長年愛され続けられているアイスキャンディーは、原液から手作り。型に入れて冷やし固める昔ながらの製法で、一本一本丁寧に作られています。


さっそくいただきましょう!
ここからの食レポは新人の並木さんにバトンタッチします!
はじめまして!
ここからはまじめしライター新人の並木がお届けします!
まずは、このお店の代表とも言えるアイスキャンディーをいただきます!
たくさんある種類の中から、今回は抹茶を選びました。

シャリッとした食感が心地いい!
濃厚な抹茶の風味が口いっぱいに広がり、茶葉ならではのほろ苦さや豊かな香りもしっかりと感じられます。最後の一口まで抹茶本来の味わいを堪能できる、抹茶好きにはたまらない贅沢なアイスキャンディーでした。
お次は、今年から新たに仲間入りした、「ハート♡カップソフト」、「ニコ♡イチカップソフト」をいただきます!
チョコとキャラメルの2種類のソースと、プレーンといちごの2種類のハート型のウエハースを自由に組み合わせて楽しめるカップソフト。自分好みの組み合わせを選べるのも魅力です!

沢山悩んだ結果、今回は「ニコ♡イチカップソフト」の 「チョコソース×プレーンハート」と「キャラメルソース×ピンクハート」を選びました。
真っ白なミルクアイスにソースとウエハースが映えて、思わずカメラを向けたくなる可愛さ!


まずは、「チョコソース×プレーンハート」からいただきます!
なめらかな口当たりのアイスクリームに濃厚なチョコソースの甘さが重なり、満足感のある味わいに仕上がっています。さらに、サクサク食感のウエハースがアクセントとなり、なめらかなアイスとの食感のコントラストも楽しめます。

続いては「キャラメルソース×ピンクハート」。
口に入れた瞬間、濃厚なミルクの甘さとキャラメルソースの香ばしい風味が広がります!
キャラメルのやさしい甘みがミルクのコクを引き立て、まろやかで贅沢な味わいに。さらに、いちごのウエハースを合わせることで、甘酸っぱいアクセントが加わり、味わいに変化が生まれます。
ひとりで味わうのはもちろん、ご家族や恋人とシェアしながら、それぞれのフレーバーを食べ比べるのもおすすめです!
ごちそうさまでした!
味わう楽しさはもちろん、見て楽しい・撮って楽しい魅力が詰まった一品。ぜひ現地で楽しんでみてください!
以上、並木がお届けしました。それでは、眞弓さんにバトンタッチします!
歴史と誠実さが紡ぐ、100年先へ続く店づくり
門田商店のアイスの魅力を充分に感じたところで、5代目の門田恵子さんに、お店への想いやこだわりについて伺いました。
眞弓:特にアイスキャンディーには、地元の食材を積極的に取り入れられていますよね。
門田さん:はい、愛媛県産の食材にはこだわっています。地元の酒蔵の酒粕を使った甘酒アイスは店の宝物ですし、愛媛県産の「紅ほっぺ」を使った苺ミルクや、愛媛県産のはだか麦茶を使ったアイスキャンディーなど、地域との繋がりを大切に考えています。
眞弓:お店には家族連れのお客様も多く、とても温かい雰囲気ですね!
門田さん:お客さんとの距離が近いのがうちの特徴です。お店が単なるアイスを買う場所ではなく、地域の人たちの交流の場になればと思っています。
子供の頃から通ってくれていたお客さんが、親になってからも自分の子供を連れてきて、その子が「アイスキャンディー」をうちのお店で初めて食べてくれたりしてくれていますよ。
お店で実施している、未就学児限定の“アイスキャンディー デビュー”のキャンペーンも、そんなお客様からインスピレーションを受けて思いついたのだとか!
お客様との距離が近いからこそ、門田商店らしい新しい商品やキャンペーンが生まれていくのですね。

眞弓:創業から141年、アイスキャンディーを始めてから約90年という長い歴史がありますが、今後の展望などがあれば教えてください。
門田さん:あともう100年続けられるお店にしていきたいです。
門田さん: あともう100年続けられるお店にしていきたいです。大学時代は京都へ出ていたのですが、親から「歴史にお金を払うんだよ」と言われて進学資金を出してもらいました。当時はその意味がよく分からなかったのですが、京都で学ぶ中で、歴史や伝統の価値について深く考えさせられました。長い歴史を積み重ねてきた門田商店は、その歩み自体が大きな財産だと思っています。だからこそ、この先もお店の歴史をつないでいきたいと考えています。
眞弓:最後に、門田さんにとっての“まじめ”とは何でしょうか?
門田さん:一番は「誠実」であることです。スタッフに対しても、お客さんに対しても、そして使う道具に対しても誠実に向き合うことを心がけています。ソフトクリームのレシピは先代から受け継いだものをベースに、時代に合わせて微調整しながら大切に守っています。

時代が変わっても変わらない、手作りの優しい味わいと、温かな人との繋がり。門田商店のアイスキャンディーには、愛媛の素材と誠実な想いがぎゅっと詰まっていました。
夏の暑い日、ほっと一息つきたい時は、ぜひ訪れてみてくださいね。
門田商店
電話番号:089-964-2134
営業時間:10:30~17:00 ※営業期間は4月下旬〜10月中旬ごろまで
定休日:月・火曜 (変更の場合あり、祝日の場合営業)
※詳しくはお店のInstagramアカウントをご確認ください
Instagram:@kadomise___ice