つづら淵の名水と革新的な技術が織りなす、新感覚の豆腐体験

豆柴豆腐

「大切な人に食べてもらいたいお豆腐」をテーマにした、こだわりたっぷりのお豆腐屋さんを徹底取材!

こんにちは!まじめしライターの松浦小町です。

食欲が落ちてしまいがちなこの季節。何かひんやりとしていて、つるんと食べられるものが恋しい…!そんなときに、ふと思い浮かんだのがお豆腐です。

「愛媛のおいしいお豆腐を食べてみたい!」そんな思いでやって来たのは、別子銅山の歴史が息づく、ものづくりと自然のまち・新居浜市です。

お目当てのお店は、若水町にある「豆柴豆腐」。老舗食品製造機械メーカーの家業を継ぐ舛岡祐子さんが営むお店です。今年でオープン4周年を迎え、地域の方々に親しまれ、遠方から訪れるファンも多い人気店です。

お店の外にはパラソルや休憩スペースが設けられていて、まるで南国のリゾートホテルのような雰囲気!お店の近くを流れる小川は、テイレギが育つほどの清らかさです。テイレギとは、「オオバタネツケバナ」の松山での呼び名で、澄んだ湧き水や清流に自生する植物です。

お店のすぐ隣には「つづら淵」もあります!つづら淵では、新年に「お水取り」の伝統行事が行われ、若水町という地名の由来にもなっています。愛媛県で唯一「平成の名水百選」に選ばれた、古くから地域で大切に守られてきた湧き水です。

そんな豊かな自然に囲まれた場所で作られるお豆腐とは…!?

気になるので、さっそく店内へ。

どんな「まじめし」に出会えるのでしょうか!?

店内へ足を踏み入れると、最初に目に飛び込んでくるのはガラス張りの工場!時間帯によっては、お豆腐づくりの様子を間近で見学することもできます。

自然光がたっぷり差し込むカフェスペースは、居心地のよい空間。肩の力を抜いて、ゆったりとした時間を過ごせそうです。

独自技術から生まれた豆腐を実食!

カフェスペースでは、豆柴豆腐のお豆腐や豆乳を使ったメニューを楽しめます。今回は、この夏にぴったりなメニューをいただいてきました!

まずは、人気メニューの「Healthy Cup」から。国産大豆「ミヤギシロメ」の搾りたて豆乳を使ったヘルシー麺と、おぼろ豆腐が楽しめる一品です。

ヘルシー麺は、小麦粉を一切使わず、固形濃度15%以上の超濃厚豆乳だけで作られています。見た目は細いうどんのようですが、ひと口食べると、とろりとほどけるような不思議な食感。温めると形が崩れて豆乳に戻ってしまうのだとか。
夏季限定の特別なメニューです。

おぼろ豆腐は、一般的なお豆腐よりも大豆の甘みが濃く、ふわふわとなめらかな口当たり。冷たいつゆと一緒にいただけば、暑さも忘れてしまいそうです!

お次は「Tofu Ice」。砂糖不使用・無添加の豆腐アイスに、大豆フレークともなかを添えた一品です。口に入れた瞬間にアイスがすっと溶け、大豆本来のやさしい甘みとすっきりとした後味が広がります。

お好みでフルーツや黒蜜をかけるのもおすすめ!食べるのがもったいないほどかわいい豆柴のもなかはサクサク食感で、豆腐アイスとの相性も抜群でした。

最後にいただいたのは、期間限定の「レモンラッシー」。

濃厚な豆乳に爽やかなレモンソースを合わせた一杯です。豆乳にレモンソースを混ぜると、酸の働きで大豆のたんぱく質がゆっくりと固まり、まるでパンナコッタのようななめらかな食感へと変化します。
爽やかなレモンの酸味が大豆本来のやさしい甘みを引き立て、最後まで飽きずに楽しめました。

おいしいメニューを味わった後は、店頭でのお買い物もおすすめ!

なかでも注目したいのが、新商品の「豆腐屋さんの朝ごはん」。忙しい朝でも、電子レンジで温めるだけで手軽に栄養を摂ることができます。

また、独自製法で生まれた「飲む豆腐 TOFU CHARGE」も人気の商品です。とろけるような口当たりで、朝食や運動後の栄養補給、新しい美容習慣にもおすすめ。大豆の栄養を手軽にチャージできる、忙しい毎日の心強い味方です。

さらに、「業務用TONYU」も見逃せません!超濃厚豆乳をたっぷり楽しめる、1Lサイズの商品です。
そのまま飲むのはもちろん、湯葉や豆乳鍋、シチュー、グラタン、スイーツづくりなど、幅広い料理に活用できます。料理に加えるだけでコクと旨みがぐっと増し、毎日の食卓をワンランクアップしてくれます。

素材や製法にこだわった豆柴豆腐の商品は、自分へのご褒美や、大切な人への贈り物にもぴったり。保存料や甘味料、安定剤などを一切使用せず、素材本来の味わいを大切にしています。
ぜひお店に立ち寄って、お気に入りの商品を見つけてみてください。

ごちそうさまでした!

一品一品に、豆腐づくりへのこだわりや新しい発想が詰まっていて、「豆腐ってこんなに可能性があるんだ!」と驚きの連続でした。そんな豆柴豆腐は、どのような思いから誕生したのでしょうか。
さっそく、舛岡さんにお話を伺います。

豆柴豆腐に込められた、舛岡さんの「まじめ」な思い

1970年創業の株式会社アールは、豆腐製造装置の設計・製造・販売を手がけています。業界に先駆けてパック詰め装置を開発するなど、長年にわたり豆腐づくりの技術革新を支えてきました。

さらに、職人の技とされてきた「高温一発寄せ」を機械で実現した独自技術「瞬間凝固1.2」を開発しました。搾りたての高温豆乳と天然にがりをわずか1.2秒で均一に混ぜ合わせることで、天然にがり100%の絹ごし豆腐を安定して製造できるようになったそうです。

また、「ナノミキシング製法」も採用。にがりを混ぜる刃を水平に設置し、超高速で切るように混ぜることで、とろけるようなふわふわ食感を実現しました。従来の豆腐づくりでは、「撹拌する」という発想はほとんどありませんでした。これまでの常識を見直したからこそ生まれた製法なのだとか。

松浦:なぜお豆腐屋さんを始めようと思ったのですか?

舛岡さん: 食品製造機械メーカーの技術を活かして、本当においしい豆腐を作りたいと思ったことがきっかけです。その思いを形にしたのが「豆柴豆腐」でした。

松浦:素材にもこだわっているとか。

舛岡さん:そうなんです。豆腐の材料は、大豆と水とにがりだけ。だからこそ、豆柴豆腐では素材に徹底的にこだわっています。使用しているつづら淵の湧き水は、やわらかな軟水で、豆腐づくりに最適です。にがりには乳化にがりではなく、甘みが引き立ち、やわらかく仕上がる沖縄産の天然にがりを使っています。

舛岡さん:大豆には、宮城県のブランド大豆「ミヤギシロメ」を使用しています。「大豆の宝石」と呼ばれるほど、甘みと香りが強い品種です。大豆は手作業で洗い、ゴミや汚れを丁寧に取り除いています。

松浦:たくさんの工夫が凝縮されているのですね!どのようにしてアイデアを生み出すのですか?

舛岡さん:「誰かの困りごと」を出発点にすることです。悩みが見つかれば、解決策が必要になります。豆柴豆腐の商品は、すべて誰かの悩みを解決するために生まれたんです。ものには必ず意味があると思っています。その背景や思いまで形にすることが、私にとってのものづくりです。

松浦:例えば、どのような商品があるのですか?

舛岡さん:「豆腐屋さんの朝ごはん」ですね。これは、ひとり暮らしをする高齢の方の悩みをもとに作りました。高齢になると、火を使った調理が難しくなったり、たんぱく質や水分が不足したりすることがあります。電子レンジで温められるおぼろ豆腐なら、手軽かつ安全に、必要な栄養や水分を補えると思ったんです。

松浦:最後に、舛岡さんにとっての「まじめ」を教えてください。

舛岡さん:自分に嘘をつかないこと、つまり「誠実さ」です。人にどう見られるかではなく、自分自身が納得できるものを作り続けること。胸を張って届けられるような商品開発に、まじめに向き合っています。

「作ること」を原点に、誰かの困りごとをまじめに見つめ続ける豆柴豆腐。だからこそ生み出せるお豆腐を、見かけた際はぜひ手に取ってみてください。

豆柴豆腐

電話番号:0897-35-0048
営業時間:11:30〜16:00
定休日:月・火・水曜(祝日は営業)

Instagram:@mameshiba_tofu

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