フルーツパーラーみしま
創業96年の老舗果物店イチオシのフルーツを使ったスイーツが食べられるお店!
目でも舌でも楽しめるメニューをご紹介!
ライターの眞弓莉沙子です!
愛媛県松山市の中心地にある巨大なアーケード街・大街道。
この商店街は、地元の人はもちろん、松山城へ行くロープウェイの乗り場が徒歩10分ほどの近さにあるので、観光客も多く訪れる場所となっています。
今回は、そんな多くの人が行き交う大街道の中にある「フルーツパーラーみしま」をご紹介。
店頭には、季節のパフェの看板やディスプレイがずらり。お店に入る前からワクワクします!
1927年に創業した「フルーツパーラーみしま」は、元々果物専門店として開店。創業96年の歴史をもつ老舗店です。
三代目店主の三島繁雄さんにお話を伺います。
眞弓 「フルーツパーラーみしま」さんは、大街道で長くお店を構えていますが、フルーツパーラーはいつから始めたんですか?
三島さん 1998年にリニューアルオープンして、果物屋に加えてフルーツパーラーも始めました。お客様に旬のフルーツをより一層楽しんでいただきたいと思って、僕に代替わりをしたタイミングで始めたんです。
眞弓 確かに、フルーツをそのまま食べるのもおいしいですが、スイーツにすることでフルーツの魅力をより深く知ることができますね。
フルーツは松山中央市場で新鮮で旬なものを仕入れているとのこと。愛媛県産のものを楽しんでほしいとの想いから、県産のものをなるべく仕入れるように努めているのだとか。
メニューには三島さんが厳選した新鮮なフルーツをふんだんに使ったスイーツがたくさん。また、ランチにはアボカドを使ったパスタやどんぶりなども楽しめます。
色とりどりのフルーツがたくさん!「フルーツパーラーみしま」のメニューをいただきます!
早速、「フルーツパーラーみしま」のメニューをいただきます!
まずは王道のフルーツパフェ!
オレンジ、グレープフルーツ、キウイフルーツなどに加えて、季節のフルーツがたくさん使用されています。
日によって使用されるフルーツが変わるそうで、この日はスイカ、梨、いちじく、シャインマスカット、ぶどうなど夏と秋の変わり目を感じさせるフルーツが使われていました。
アクセントで桃のシャーベットとバニラアイスも添えられています。
食べ進めるにつれて、ヨーグルトが現れます。このヨーグルトとフルーツの組み合わせがなんともおいしい!ヨーグルトの酸味でさっぱりしているので、最後までペロリと食べられます。
続いては、期間限定メニューのシャインマスカットのフルーツサンド。一緒にいただくのは、特製ミックスジュースです。
見てください!このフルーツサンドの断面!すごく綺麗で美しい・・・!
シャインマスカットは愛媛県産。食べた瞬間、みずみずしくて口の中で水分が弾ける!クリームは甘さ控えめで、シャインマスカットの味をさらに引き立てています。
ミックスジュースは、パイナップルなどをベースとしたフルーツに加えて、桃など季節によったものを入れているとのこと。パイナップルが入っているので、後味がスッキリしていてゴクゴク飲めちゃいます。
最後は、ランチメニューのアボカドのパスタ。
醤油ベースの特製和風ソースを絡めたパスタにツナとアボカド、トマトがふんだんにのっています。
和風ソースにアボカド?と思いましたが、これが絶妙に合う!ツナとアボカドの組み合わせも最高です。
ランチでもメニューでもフルーツを楽しめて、お腹いっぱい、大満足です。
パーラーで食事を楽しんだ後は、フルーツやフルーツサンドを買って帰ることもできます。お店でもおうちでも楽しめるなんて素敵です!
見事なフルーツカッティングのワケは!?地域に根ざした老舗果物店の想い
絶品スイーツを通じて、さまざまなフルーツを楽しむことができる「フルーツパーラーみしま」。パフェやスイーツの華やかさに惹かれて、ついつい注文してしまう方も多いのではないでしょうか?
眞弓 「フルーツパーラーみしま」さんのメニューは、味ももちろん、見た目もすごく素敵ですよね。スイーツの作り方は、どこかで修行などされたのでしょうか?
三島さん 実は某有名果物専門店で働いていた経験があるんです。そこで、果物のことやパーラーの経営のことについて学びました。
眞弓 そうなんですね! 「フルーツパーラーみしま」さんが提供するフルーツのおいしさと華やかさに納得しました!
某有名果物専門店での経験を活かし、従来の果物店に加えフルーツパーラーをオープンして25年が経ちますが、大街道でお店を続けてきたからこそ感じる喜びがあるそうです。
眞弓 大街道でお店を長く出し続けていて、よかったことはなんですか?
三島さん 観光で来られる方や地元の方に喜んでもらえたり、「おいしいね」って言ってもらえたりするとやっぱり嬉しいですね。
東京や北海道から「来たよ」と言っていただけることも多いので、そういった方たちに愛媛のものを食べて喜んでもらえるのが、一番嬉しいですね。
眞弓 今後も長くお店を続けていかれると思いますが「こんなお店にしていきたい」など、展望などをお聞かせいただけますか?
三島さん やはり地元の方や観光の方など、多くの人が訪れるので、どんなお客様に対しても、愛媛県の果物の魅力を伝えたいと思っています。
眞弓 特に愛媛というと“みかん”というイメージが強いですが、他にもたくさん県産のフルーツがありますもんね。他のフルーツも他県で広まるといいですよね。
三島さん そうですね。都会の方には、愛媛は“みかん”というイメージが強いですよね。桃とかいちごとかを注文されるのは、地元の方が多かったりします。
でも、都会のパーラーでも、県産のシャインマスカットやぶどうなどを使用した商品を売っているところもあるので、少しずつ広まってきているのかなと思います。
最後に、産地や旬にこだわり続ける「フルーツパーラーみしま」にとって、“まじめ”とは何か、伺いました。
三島さん 当たり前のことを続けていくことだと思います。例えば、市場に行ったら愛媛県産の果物を優先的に仕入れたりするなど、こういったことを続けていくことかなと思います。
常に新鮮で産地にこだわったフルーツを提供し続ける「フルーツパーラーみしま」。
愛媛にお越しの際は、目でも舌でも楽しめるメニューをぜひご堪能あれ!
フルーツパーラーみしま
愛媛県松山市大街道2丁目5-5
電話番号:089-921-8598
営業時間: 10:00〜18:00(L.O. 17:30)
定休日:水曜日
※2023年10月10日(火)〜12日(木)まで臨時休業
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