nicco
家族の笑顔と島の人々のやさしさに包まれた古民家レストラン
九島の魅力がたっぷり詰まった絶品料理
ライターの佐藤です。この九島大橋を渡ってたどり着く「九島(くしま)」。
この島で唯一のレストランnicco(ニッコ)さんへ向かいました。
お店の近くにある、「旧九島小学校」に車を停めてお店まで歩いて行きます!
小道を曲がったところを進むと・・
niccoさんに到着!
2020年1月にオープンした「nicco」。築60年の古民家を改装したカフェレストランです。
出迎えてくださったのは、九島で地域おこし協力隊として活動しながらniccoを開業された水野裕之さん。
妻の母方の実家がある九島の虜になり、家族3人で移住することを決めたそうです。
元々料理をすることが好きで、以前は星野リゾートで働かれていたという経験を生かし、レストランを開業されました。
店内を見渡すと、とても素敵な黒板の壁が!
水野さん:自分たちでDIYした壁で、周りには海で拾ってきた流木を飾っています。右下には子どもが絵を描いて、お店を自主的にアピールしてくれています。
佐藤:お子さんが立派な宣伝部長ですね!
隣には厳選されたお酒が沢山並んでおり、九島のレモンを使用したクラフトビール等もありました。
水野さん:実はそのカウンターも奥さんの手作りです!
佐藤:ええ?!凄い・・ご家族一丸となってこのお店を作り上げているんですね!雰囲気も良くてとても落ち着きます。お料理も楽しみです!
水野さん:では早速作っていきますね!
今回ご紹介するのは生春巻きと日替わりランチ、デザートのティラミスです。
(メニューの表紙も、九島の工房の方からプレゼントされたものだそうです!)
水野さん:日替わりメニューは、その日とれた魚を使用していて、魚が無い日はチキン南蛮の日なども稀にあります!鰹節もお店で削ったもので、自分たちで摘んだ山椒等も使用しています。
早速、一品目の鮮魚とアボカドの生春巻きをいただくことに!
美味しそう〜〜!いただきます!!
ん〜〜口の中でとろける〜!
野菜もシャキシャキしていて、鮮魚とアボカドのマリアージュが最高〜!!
2品目は日替わりランチです!
水野さん:本日はブリのあぶり丼です!
ごはんの上に、炙られたブリがどーんと贅沢にのっています!
水野さん:添えているのは山形だしの冷奴・イカの南蛮漬け・くきわさびの醤油漬けになります
佐藤:ん〜〜すでにブリの良い香りがします!
水野さん:4日間寝かせた島のブリを炙っています
佐藤:それはもう美味しいに決まっていますね!
ん〜〜〜美味しい〜〜!!!
炙ったブリの香ばしさと、まわりの薬味もとっても合いますね!ボリュームも凄くて1皿で大満足!!
佐藤:ごちそうさまでした!
そして最後に登場したのは、素敵なお皿に盛り付けられたティラミス!
水野さん:木のお皿は、子どもたちとワークショップで作ったものです!
佐藤:これは写真も撮りたくなりますね!
チーズの味が濃厚で、ちょうどいい甘さ!美味しい〜!!
料理をいただきながら、気になっていた店名の由来についてお聞きしました。
佐藤:niccoのロゴがとても可愛いですよね!
水野さん:ありがとうございます。自分達で一から考えて作ったのですが、ニッコニコのニッコで私たちもお客さんも笑顔になって欲しい、太陽の日光のようなあたたかい場所にしたいという想いを込めています。
水野さん:ロゴのniccoという文字の上は、九島の形になっています!
佐藤:名前もロゴもこだわりがあってとても素敵ですね!
店内には、素敵なアートやこだわりのインテリアも。
ご友人や、ご近所の方にいただいたインテリアやなどもあるそうです。地元の方にも愛されているお店ということが伝わってきました。
そこで、気になるパンフレットも発見!
実は、奥さまの千尋さんはウエディングプランナーもされていているそうなのです!
写真や動画も全て九島で撮影をされて、niccoで食事もできるスペシャルプラン! いろいろな形で、地域を盛り上げている素敵なご夫婦です。
最後に、水野さんにとっての”まじめ”とは何か聞いてみました。
水野さん:素直に生きること。ですね!
ご夫婦:ぜひ九島に遊びに来てください!
水野さんのお話を聞いて、この島の魅力まで感じることができました。
またゆっくりこの島に来たい・・! ぜひ、皆さんも九島で、そしてniccoで、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
nicco
愛媛県宇和島市本九島1389
電話番号:090-2822-3918
営業日:火曜〜日曜 11:30~14:00・18:00~22:00
定休日:月曜日、火曜日(隔週)、日曜日(隔週)